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【与那原】知念高校(宮里均校長)でカメラ好きな生徒たちが写真同好会を発足させ、校内行事や撮影会を自発的に実施。その実績が認められ、4月から写真部に昇格し、会員らを感激させている。
昨年、創立70周年を迎えたのを機に2年生12人が美術部担任教諭の照屋友理さん(35)の指導で同好会を立ち上げた。校内の親睦運動会をはじめ創立記念事業、卒業式などの撮影に動き回った。
さらに第2回高校生スタジオポートレートフォトコンテストでは会員2人がグランプリ、準グランプリに見事入賞し、着々と実績を挙げた。3年の知念真由部長を先頭に部員13人に弾みをつけたのが、70周年記念で先輩たちから寄せられた寄付金で一眼レフカメラ2台と広角レンズ一式を購入してもらったこと。
早速、7日に開催された入学式で真新しいカメラを手に、新入生の入場から宮里均校長からの入学許可、入学証書授与など式辞に従って各場面の記念撮影に当たった。
今、部員が目指しているのは全国高校写真甲子園への出場。5月の九州大会で1、2位を獲得し、全国大会に出場する資格取得を第一目標に掲げ取り組んでいる。
照屋教諭は「全国甲子園に出場するようみんなで頑張って、写真部昇格への祝いにしたい」と抱負を語った。
(知花幸栄通信員)