平良、下地中の生徒 海外選手と交流 宮古島トライアスロン


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交流会で宮古島伝統の踊り「クイチャー」を踊る海外招待選手と平良中の生徒たち=15日、宮古島市平良西里の平良中学校

 【宮古島トライアスロン取材班】第32回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)に出場する海外選手たちが15日、宮古島市内の中学校を訪れて生徒たちと交流した。

 平良中学校には海外招待選手のマット・クラーク(オーストラリア)やサム・ヒューム(同)、ジュリア・マイ(ドイツ)、タマラ・コズリナ(ウクライナ)の選手4人が家族や友人と共に訪れた。生徒らは選手に英語で質問し、宮古の好きなところや趣味などを聞いていた。生徒を代表して3年の森純汰朗さん(14)は「良い思い出ができた。選手の皆さん、本番ではこれまで以上の力を発揮して頑張ってください」とあいさつした。
 下地中学校には台湾の選手や家族ら約40人が足を運んだ。生徒たちが琉球舞踊を披露して選手たちを歓迎したほか、折り紙やゲームをして楽しんだ。陳宗靖選手(40)は「初めて宮古島の大会に参加した。生徒たちとの交流はすごく特別で感動している」と表情を輝かせた。
 3年の川平裕太さん(14)は「英語を使って選手と会話ができた。来てくれた選手全員が完走してほしい」とエールを送った。