【熊本地震】東海大に県関係22人 大学が安否確認中


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二

 熊本県南阿蘇村の2階建てアパートが崩落し10人以上の学生が下敷きとなるなど死傷者が出た東海大学では、学生の安否確認に追われている。同大には沖縄県出身者とみられる学生が22人在籍しているが、大学側によると16日午後5時半現在、安否確認はできていない。

 同大農学部がある阿蘇キャンパスに在籍している沖縄県出身者とみられる学生は男性4人、女性6人の計10人。そのほか、熊本キャンパスには県出身者とみられる男性9人、女性3人の合計12人が在籍している。
 同大学は二つのキャンパスに在籍する全学生2292人にメールを送り、安否確認を行っているが、16日午後5時半現在で無事を知らせる返信があったのは921件にとどまっている。
 同大学はホームページ上で、2キャンパスの被害状況を知らせている。在学生と保護者向けの問い合わせ先も掲載している。同大学ホームページhttp://www.u-tokai.ac.jp/