奥濱、走り高で県高新 海邦国体記念陸上


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 陸上の第29回海邦国体記念記録会兼国体選考会が16日、県総合運動公園陸上競技場で行われ、走り高跳びの奥濱練真(中部商業高3年)が従来の記録を1センチ上回る2メートル13の県高校新記録で優勝した。

◆次は2メートル15へ、可能性信じる 奥濱、総体に照準
 17年ぶりに県高新を出した奥濱練真は開口一番、「うれしいが、この記録に満足はしていない」。それは自分の可能性を信じての言葉だった。「次の大会で調子が整えば、2メートル15は出ると思う」と頼もしい。
 今回記録が出たことについては、「練習量はそれほど変わっていない。練習に対する集中力や精神的なものが変わったと思う」と話す。3年生の奥濱。県総体は最後の年になるが、「今は誰にも負けたくない。最終目標は2メートル20だ」と宣言した。