沖縄市で暴走バイクがパトカー3台損壊　周辺に100人近いギャラリーも

　27日午前3時半ごろ、沖縄市中央の国道330号で2人乗りバイクが暴走行為警戒中のパトカー3台を棒のようなものでたたき、車体や窓ガラスを破損させる器物損壊事件が発生した。パトカーは連なって停車していて、バイクは順に棒のような者ものでたたきつけた後、Uターンして戻り、再び3台のうち1台のボンネットをたたいて逃走した。沖縄署は器物損壊と公務執行妨害の容疑で逃げたバイクの行方を追っている。

　沖縄署によると、現場となった胡屋十字路周辺では約30台のバイクが散発的に暴走行為を繰り返し、百人近いギャラリーが集まった。署は同日午前0時過ぎから同7時ごろにかけて、現場周辺で暴走行為警戒を実施し、ギャラリーの中学生複数人を補導した。事件発生の約2時間前には、現場付近で逆走したバイクが警察車両に衝突し、バイクを放置して逃走するあて逃げ事件も発生したという。