【熊本地震】子ども食堂からも支援


社会
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熊本地震の被災地支援へ物資と義援金の協力を呼び掛ける「ももやま子ども食堂」の平林勇太理事(右)と鈴木友一郎理事長=18日、沖縄市諸見里

 沖縄市の「NPOももやま子ども食堂」(鈴木友一郎理事長)が、熊本地震の避難者を支援しようと、食料品や義援金を募る取り組み「想い繋げ熊本地震 応援プロジェクト」を開始した。NPOを通じて、熊本・大分県を中心にした九州地方の子ども食堂など児童関連施設・団体へ届ける。同食堂理事の平林勇太さん(34)は「県民の温かい思いを被災地の支援につなげたい」と語り、協力を呼び掛けている。

 実施期間は16日~5月15日。寄付を呼び掛けているのは米や水、粉ミルク、缶詰類、お菓子など未開封で常温保存できる食料など。
 また、平林さんは「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」のボランティアとして19日以降、被災地に入る。同団体は熊本県益城町に、子どもたちが遊びを通して日常に近い生活を取り戻せることのできる居場所「こどもひろば」を開設。平林さんは運営スタッフの一員に加わる。
 応援プロジェクトへの支援届け先は、沖縄市諸見里2の2の2の同食堂。受け付けは月―金曜日の午前10時から午後4時。送り主の送料負担で郵送も受け付けている。
 義援金の振込先は、ゆうちょ銀行 普通口座18153671。