4月末にマリアからタマン狙いで人気だったルアーが数量限定の復刻モデルとして発売されるルアーのテスト釣行で、9日から1泊2日で伊是名島へ渡った。
メンバーはマリアフィールドスタッフの横目則子さんと同モニターの友寄勝美さんの2人で、案内役は地元アングラーの前田辰也さん。午前便のフェリーを下りて、伊是名漁港からボートで10分ほどの屋那覇島へ渡った。早速、立ち込みでタマンを狙ってキャストを繰り返した。時々タマンらしきアタリはあるが、なかなか針に掛からない。
午後3時40分、前田さんがキャストしたルアーの後ろを引き波を立てながらルアーを追うタマンの姿を発見した次の瞬間、水しぶきを上げてルアーに食い付いた。針掛かりしたタマンはモズク網を張るために打たれた鉄筋に向かって逃げ込もうと走った。
強烈なパワーで抵抗した大型のタマンだったが、百戦錬磨の前田さんのテクニックで足元まで寄せたタマンは、友寄さんのタモから大きくはみ出る69センチの大物。翌日も午前中、ボートから前田さんと横目さんが60センチのタマンを釣り上げ、急いでフェリーへと乗り込んだ。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)