伊江島は花いっぱい 23日からゆり祭り


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  【伊江】第21回伊江島ゆり祭り(同実行委員会主催)が23日から、伊江村のリリーフィールド公園で開催される。5月5日まで。

 期間中は白いテッポウユリの「白いじゅうたん」で会場内を埋め尽くし、園内の「世界のゆり花壇」には90品種がそろい、色鮮やかなユリが楽しめる。
 昨年10月末から一球一球、手作業で植えられたテッポウユリは順調に生育し、一本に多くのつぼみを付けている状態。事務局によると、23日の開幕時には四~五分咲きになる。
 同公園の東側にあるフラワーガーデン古堅農園(古堅潔代表)には約3千坪(約9900平方メートル)の敷地にバーベナや貝細工など約50種が一面に広がる。ゆり祭りに合わせ、古堅代表と妻の直子さんが花の手入れに励んでいる。古堅代表は「多くの花々に触れて心を癒やし、島で満喫してほしい」と呼び掛けている。
 近くには「伊江島ハイビスカス園」もあり、千品種以上のハイビスカスが楽しめ、苗木も販売している。まつり期間中、島は色とりどりの花々に包まれる。
 ゆり祭りの問い合わせは実行委員会(電話)0980(49)2906。古堅農園は古堅さん(電話)090(1871)9231。(金城幸人通信員)

多くのつぼみを付け、一部だけ咲き始めたテッポウユリ=15日、伊江村のリリーフィールド公園
約50種類の花々が咲き誇るフラワーガーデン古堅農園