神戸、沖縄 関係深化を 熊本地震へ募金も ANA交流会


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「Thanksおきなわ・ANA/SNA交流会」で乾杯する県内行政関係者ら=19日、那覇市のパシフィックホテル沖縄

 沖縄と神戸の関係者らが交流する「Thanksおきなわ・ANA/SNA交流会」が19日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。神戸市内などから100人を超える「街衆」が参加したほか、児童の旅を支援する県内企業や全日本空輸の関係者らが一堂に集い、計約240人が親睦を深めた。会場では熊本地震の被災者を支援しようと、募金活動も行われ、賛同した多くの参加者が協力した。

 主催者の久利計一会長はあいさつで「皆さんの力添えをいただき、熊本に義援金を送りたい。神戸と沖縄が心一つにして、熊本に心を寄せていこう」と述べ、募金協力を呼び掛けた。
 会場には安慶田光男副知事ら県内行政、企業関係者や神戸三宮商店会の関係者らの姿もあった。参加者は神戸の児童らを沖縄に招待し続ける久利会長の功績をたたえると共に交流の深化を誓い合った。