島尻・南城市区(定数4)
定数4の島尻・南城市区には現職2人、新人3人の計5人が出馬に向けて活動を本格化させている。現職の大城憲幸氏(55)=無所属=は出馬しない。
与党は現職の玉城武光氏(74)=共産=が3期目に臨む。前回選挙で同区の議席を失った社大は、新人で南城市議の瑞慶覧長風氏(30)を公認候補に奪還を狙う。
自民は3期目を目指す現職の座波一氏(64)に加えて今期で引退する石原朝子氏(63)の後継候補として新人で与那原町議の徳田将仁氏(36)の2氏を擁立する。
南風原町議の新垣善之氏(45)は無所属野党の立場で初当選を目指す。
糸満市区(定数2)
定数2に現職1人、新人3人の計4人が出馬を固めている。前回県議選と同様、糸満市長選と同日選挙が見込まれる同区は市長選と連携した選挙戦が展開されそうだ。
県政与党は、共産公認の玉城ノブ子氏(77)が引退し、後継として上原徳一郎氏(63)が出馬を決めている。新人で糸満市議の玉城哲郎氏(38)=無所属=も与党の立場で初当選を狙う。
自民現職の新垣新氏(48)は3期目へ地域を回る。
中立の立場では、糸満市議会前議長の大田守氏(65)が出馬の意向を示しており、維新に公認申請を出している。
豊見城市区(定数2)
豊見城市区は現段階で現職2人以外に出馬の動きはなく、無投票となる公算が大きい。与党の現職、瀬長美佐雄氏(61)=共産=は3期目を目指す。自民公認で県連幹事長の島袋大氏(51)も5期目に向け活動を始めている。