芸能・文化

三線教室が人気 購入客に指導10年 東京・町田「沖縄宝島」

 【東京】沖縄宝島ぽっぽ町田店(沖縄物産企業連合、東京都町田市)の店長・神野河晃洋さん(37)が講師を務める三線教室が人気だ。同店で三線を買った客が「弾きたい」という要望に応えるのをきっかけに教室を始め、ことしで10年目。月2回の教室に毎回のように初心者が習いに来る。これまでの参加者は数千人を数えるという。近く参加経験者を一堂に集め、演奏会を開くことが目標だ。

 神野河さんは、旧東風平町出身。九州共立大学時代にエイサーや三線を始め、その後、民謡を学んだ経験を生かしている。
 2001年のNHKの朝の連続テレビドラマ「ちゅらさん」以降の沖縄ブームで、沖縄宝島の店舗で売る三線を衝動買いする客が相次いだという。買った客から「弾きたい」という声があったために教室を開いた。現在は、旅行で沖縄が好きになり三線をやってみたいという人が増えた。
 月2回の教室は、1回につき2時間で、1回の参加費は500円。三線を持っていない初心者にも三線を貸し出し、工工四をもっと簡単にした楽譜を無料配布している。毎回、数十人の参加がある。沖縄出身者はその半分ほどという。県産品の販売をしながらの教室は「やりがいがある」と目を輝かせる。
 4月13日の教室に初めて参加した岡沢智子さん(60)=町田市=は「娘が沖縄に移り住んでから沖縄に通うようになり、興味を持った」と話す。弘中良伯(よしのり)さん(48)=座間市=は「妹の影響で自己流で始めたが、ちゃんと学びたいと思った」と語った。


三線教室で熱心に練習する人たち=13日、東京都町田市

  神野河晃洋さん


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