【久米島】特産品の中でも人気の高い天然モズク漁が15日に一部漁場が解禁され、久米島南の漁場では連日のように、久米島漁協天然もずく漁業部会(糸数勇太部会長)のメンバーらが収穫作業に追われている。儀間漁港には、かごいっぱいに詰まった天然モズクが次々に水揚げされ、加工場へ運ばれている。
同部会の遠藤大輔さん(41)は「今シーズンは冬場の日照不足などの影響で生育が遅れていたが、ようやく解禁となった。このまま晴天が続き、大漁になることを願っている」と話した。25日には残る漁場も解禁になり、久米島全島で天然モズク漁のピークを迎える。
収穫は5月下旬ごろまで続き、同部会の今期目標収穫高は全体で300トン以上という。
(盛長容子通信員)