芸能・文化

音楽の街彩る コザ・てるりん祭 唄者ら24人出演

 【沖縄】戦後の沖縄を代表する芸能者で、「てるりん」の愛称で親しまれた故・照屋林助さんの功績をたたえる民謡ライブ「第8回コザ・てるりん祭」(同実行委員会主催)が17日、沖縄市の中央パークアベニューで開かれた。著名な唄者たちが情感ある三線や歌を奏で、市内外から訪れた来場者を楽しませた。

 ライブは沖縄の音楽や芸能に携わる人たちが交流を深め、後世への継承発展を図るのが目的。知名定男さんや大城美佐子さん、島袋辰也さんなど大御所から若手まで、県内外で活躍する総勢24人の豪華アーティストが勢ぞろいし、音楽の街を彩った。
 林助さんの長男・林賢さんがリーダーを務めるりんけんバンドが初めてそろって出演し、大トリを務めた。元メンバーで司会の玉城満さんらも舞台で共演し、アンコールが起きるほど会場を沸かせた。フィナーレの園田青年会によるエイサー演舞では、観客も手拍子やカチャーシーで盛り上がり、熱気は最高潮に達した。
 佐賀県から訪れた米田元さん(49)は「コザの街はよく訪れているが、てるりん祭は初めてだ。好きな沖縄民謡をこうやって聞けるのはうれしい」と語った。林助さんの次男で、実行委員長の林次郎さんは「みんなが音楽を楽しんでくれている。父の十三回忌となる来年はもっと盛り上げたい」と満足げに話した。


新旧メンバーが共演し、会場を盛り上げるりんけんバンド=17日、沖縄市の中央パークアベニュー