【熊本地震】興南中・高が被災地へ募金 交流校を支援


社会
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募金を呼び掛ける生徒ら=25日、那覇市の興南中学・高校

 興南中学・高校(那覇市、我喜屋優理事長)で25日、熊本地震の被災者を支援するための募金活動が行われた。県外からの修学旅行生との交流事業を行う同校の部活動「興南アクト」の部員9人が放課後に募金を呼び掛け、多くの生徒が応じた。募金は交流事業の受け入れ校で、被災したルーテル学院中学・高校(熊本市)に義援金として送られる。

 今回の募金活動は、ルーテル学院中学・高校が被災したことを知った部員らの発案で実施が決まった。同部顧問の門林良和教諭によると、ルーテル学院中学・高校は授業が再開できない状況だという。
 興南高校2年で部長の山田祥雲さん(16)は「何度も募金箱にお金を入れてくれる人もいるなど、協力してくれる人が多くてうれしい。沖縄からの思いが熊本に届いてほしい」と話した。