6月5日投開票の第12回県議会議員選挙は27日で告示まで1カ月に迫った。26日現在、13選挙区(定数48)で70人が出馬の意思を表明している。2012年の前回選挙より7人多く、激戦が予想される。翁長雄志県政で初めての県議選で、与党が過半数を占める現在の構成が変わるかどうかが注目される。
過半数は25人。立候補予定者のうち、与党系が36人、野党系が22人、中立系が12人となっている。
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題や経済振興など、約1年半の翁長氏の県政運営に対して評価が下る選挙としても位置付けられる。夏に控える参院選の行方を占う選挙にもなりそうだ。立候補予定者の構成は、自民19人、社民6人、共産7人、公明4人、おきなわ維新3人、社大3人、民進1人、無所属27人。現職37人、前職2人、元職1人、新人30人。