恩返しは貧困支援で 沖縄13社「1950倶楽部」って?


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「1950倶楽部(くらぶ)委員会」発会式=26日、那覇市のホテルロイヤルオリオン

 昨年3月に1950年創業の県内企業で結成した「1950倶楽部(くらぶ)委員会」(会長・上間優大同火災海上保険社長)が、本年度から新たに6社を加えた13社体制になり、会員企業から徴収した会費などで貧困問題への支援を開始するなど社会貢献活動を本格化させる。26日には那覇市のホテルロイヤルオリオンで発会式があり、委員会顧問で琉球物流の大嶺秀宣会長は「県民に支えられ、(昨年には)65周年を迎えた。2020年の70周年に向け、県民に恩返ししたい」と話した。

 本年度から新たに加わった企業は赤マルソウ、新垣具郎商店、新垣産業、沖縄月星、沖縄バス、仲西サービスステーション。いずれも1950年創業。委員会によると、現在も存続する50年生まれの県内企業は58社程度という。
 委員会は本年度から会員企業から月2万円の会費を徴収し、貧困問題に対する支援などに充てる。