【本部】ヤギ同士が角をぶつけて決闘する毎年恒例の「瀬底島ピージャーオーラサイ」(同保存会主催)が5月4日午前11時から、本部町瀬底のナカタ商会敷地内で開催される。10組20頭が直径6メートルの円状の土俵で互いの強さを競い合う。
例年約200人が観戦に訪れる県内最大規模の大会。ヤギは瀬底島以外にも、名護市勝山から6頭が出場する。会場ではヤギ1頭などが当たる抽選会やヤギ汁の即売が行われる。
同保存会の仲田亘会長(76)と仲間勝弘さん(71)が18日に名護市の琉球新報北部支社を訪れ、来場を呼び掛けた。
前足を大きく上げてぶつかり合い、判定で決着するのが特徴。仲田会長らは「たまにはけんかさせないとストレスで小屋を壊す」と話した。
入場料は千円で、中学生以下は無料。問い合わせはナカタ商会(電話)0980(47)5977。