【中国時報】新ターミナル、建設中止表明 台湾・桃園空港


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 台湾政府民用航空局は先日、桃園空港第1ターミナルの駐車場に建設予定だった新ターミナルの建設を中止することを明らかにした。今後中国人観光客の減少が予想されることや複数の工事が進行中であり、これ以上の混乱を避けるためだとしている。

 建設を予定していたのは、自動チェックイン機や自動手荷物預入機などを多数完備したインテリジェント・ターミナル。予定では今年末までに設計を完了し、2018年に供用を開始。年間500万人への対応が可能だとしていた。
 現在、二つあるターミナルの収容人数は計3200万人だが、昨年の利用者数は3847万人と大幅に超過。年5%の利用者増が予想されており、今後混雑のさらなる悪化で、ターミナルの利便性が大幅に低下することが危惧されている。