県と那覇市、時差通勤制度スタート ワークライフバランスを促進


この記事を書いた人 金城 美智子
制度開始で時差出勤する職員ら=2日午前7時26分、県庁

 職員のワークライフバランス(仕事と生活の調和)の充実や交通渋滞に伴う疲労を緩和しようと県と那覇市は2日、時差出勤する制度を開始した。従来の出勤時刻の午前8時半より約1時間前の午前7時20分ごろ、登庁する職員の姿が見られた。

 県と那覇市の職員は7時半から9時半まで30分刻みの5通りの出勤時刻を生活に合わせて選べる。通勤にバスを利用している県職員の呉屋良松さん(44)は午前7時半を選択した。「通勤時間帯のピーク時だとバスの到着が遅れたりするので、混雑を避けられる早い時間帯を選んだ。制度を利用し、時間を有効活用できるようにしたい」と語った。
【琉球新報電子版】