熊本義援金、わずか11日で695万円 県出身学生ら街頭募金


この記事を書いた人 志良堂 仁
県出身学生たちと共に義援金への協力を呼び掛ける喜久村睦貴さん(中央)=4月27日、北谷町美浜

 熊本県内の大学に通う県出身の学生らでつくる被災地支援のボランティア団体「熊本沖縄県人学生有志ゆいまーる」が、募金活動開始からわずか11日で約695万4869円を集め、2日、熊本県に寄付した。

 団体のメンバーは125人。メンバーらは募金箱を設置、団体や企業、店舗からの寄付は40団体以上に上った。
 呼び掛けた熊本県立大4年の喜久村睦貴さん(25)は「沖縄の人たちのゆいまーるの心を感じた」と語った。
 募金の内訳は、県内全域で実施した街頭募金活動などで639万1508円、募金箱が53万3065円、外国通貨による募金が3万296円。立ち上げ初日の4月20日に那覇市のパレットくもじ前などで実施した募金活動では80万3158円が集まった。募金箱の設置には、スーパーや飲食店などが協力した。