世界に一つだけの守り神 北中城村大城公民館で漆喰シーサー展 手作り体験も 8日まで


社会
この記事を書いた人 松永 勝利
漆喰シーサー作成体験に熱中する参加者=7日午前10時ごろ、北中城村の大城公民館

 県琉球赤瓦漆喰施工協同組合(神里善則代表理事)は7~8日、北中城村の大城公民館で「第14回瓦職人たちの漆喰(しっくい)シーサー展」を開いている。午前9時~午後5時、入場無料。漆喰シーサー作成や瓦の絵付け(有料)が人数限定で体験できる。
 赤瓦に触れ、関心をもってもらうことを目的に開いている。屋根に鎮座する家の守り神・漆喰シーサーは職人でも同じ物を二度作れないといわれており、参加者は世界に一つだけのシーサー作りに熱中した。
 神里代表理事は「漆喰や瓦に触れる希少な機会なので、ぜひ楽しんでほしい」と目を細めた。問い合わせは同組合☎098(998)0893。【琉球新報電子版】