【渡嘉敷】国立沖縄青少年交流の家主催の「常夏四季(トカシキ)エンジョイクラブ」が3~5日(2泊3日)の日程で同所をメイン会場に開かれた。県内外から18家族78人が参加、寝食を共にして家族や仲間と触れ合いながら、渡嘉敷島の海や山で自然の豊かさを満喫した。
参加者は小中学生とその家族が対象。晴天に恵まれたマリン活動は渡嘉志久ビーチで行われ、各家族同士が一緒にサバニ型の大型カヌー(ガラスボート)に乗り込み、かいをこいで沖まで行き、ビーチ内の海中の熱帯魚やサンゴを観察した。子どもや保護者らは歓声を上げながら終日、ケラマブルーと呼ばれる海を体感した。
昼食は同所のキャンプ場で全員一緒にカレーライスを作り、野外炊飯に舌鼓を打った。交流の家での星空ウオッチングや大谷辻林道ハイキングなど、初夏の島の自然を堪能した。島の思い出として貝殻クラフトを作り、お土産にしていた。
親子5人で参加した照屋隆二さん(41)=宜野湾市=は「島の大自然を子どもたちが思い切り楽しめたと思う」と笑顔を見せた。(米田英明通信員)