きょうから平和行進　反戦、沖縄から訴え

　復帰４４年第３９回５・１５平和行進全国結団式（主催・５・１５平和行進実行委員会、沖縄平和運動センター）が１２日、那覇市久茂地のパレット市民劇場で開かれ、約５００人（主催者発表）が参加した。

　辺野古新基地建設や憲法改正の阻止など課題解決に向け、１３日から始まる行進で連帯を深めることを確認した。
　実行委員長を務める沖縄平和運動センターの山城博治議長は「沖縄からあらためて反戦平和を訴えよう。安倍政権が戦争へとまい進する中、沖縄の状況をつぶさに確認し、後悔しないために何をすべきか考えよう」と訴えた。
　平和行進は本島中北部の米軍基地の間を縫うように巡る「東」「西」と南部戦跡を歩く「南」の３コース。３日目の最終日の１５日は那覇市の新都心公園で合流し、正午から５・１５平和とくらしを守る県民大会を開く。