【糸満】こどもの日の5日、糸満市の沖縄平和祈念堂で第36回こどもまつり「こども琉球芸能奉納」(沖縄協会主催)が開かれた。琉球舞踊を学ぶ子どもたちや県立芸術大学の学生有志ら計95人が出演し、踊りを踊る喜びを体いっぱいに表現した。
子どもたちの健やかな成長を願い、平和の尊さを考えることなどを目的に開催。子どもたちは沖縄平和祈念像の前で「四季口説」「若衆ゼイ」「谷茶前」など17演目をはつらつと踊り、奉納した。
「貫花」を踊った小畑明加さん(12)=首里中1年=は「踊りで観客を楽しませ、平和の大切さを伝えたい」と語った。