バンクーバーの県系人、エイサーで歓迎 世界のウチナーンチュ大会キャラバン


この記事を書いた人 志良堂 仁

 【バンクーバー13日=当銘寿夫】10月の「第6回世界のウチナーンチュ大会」への参加を呼び掛けるため北米2カ国、4都市を巡る県の「北米キャラバン隊」(団長・翁長雄志知事)は13日午後7時(日本時間14日午前11時)、3番目の訪問地となるカナダのバンクーバーで説明会を開いた。説明会にはバンクーバー県友愛会の会員ら約120人が参加した。

県のキャラバン隊(左奥)をエイサーで歓迎するバンクーバー県友愛会の子どもたち=13日夜(現地時間)、カナダのバンクーバー・カーリング・クラブ
腕を組んで「てぃんさぐぬ花」を歌うバンクーバー県友愛会員ら=13日夜(現地時間)、カナダのバンクーバー・カーリング・クラブ

 県系人はエイサー演舞や三線演奏を披露し、キャラバン隊を歓迎した。説明会と交流会は計3時間半に及び、参加者全員で腕を組んで「てぃんさぐぬ花」と「ふるさと」を歌うなど盛り上がりを見せた。
 翁長知事は「皆さんの子や孫のエイサーを見て、沖縄に誇りを持ってカナダで頑張っていこうという若い人たちの気持ちを強く感じる。皆さん方の発展とともに沖縄も発展していくので、交流を密にするためにも世界のウチナーンチュ大会に参加してほしい」と呼び掛けた。【琉球新報電子版】