那覇市三原のアパートで火事 住民男性が煙吸い病院に搬送


那覇市三原のアパートで火事 住民男性が煙吸い病院に搬送 那覇市三原の火災現場
この記事を書いた人 琉球新報社

 12日午前5時半ごろ沖縄県那覇市三原の集合住宅で「火と煙が出ている。火事だ」などと近隣住民から119番通報があった。那覇市消防局と那覇署によると、3階建てアパートの3階の一室が全焼し、住民の60代男性が煙を吸うなどして、意識のある状態で本島南部の病院に搬送された。ほかにけが人の情報などは確認されていない。通報から約1時間後に鎮火した。消防と署が火元など詳しく調べている。

 近隣住民の女性は「部屋が煙り臭く、最初は旧正月の線香かと思っていたが、窓の外を見たらものすごい火が上がっていた。着の身着のまま避難したが、バチバチと燃える音が聞こえ、怖かった」と話した。

火災のあったアパートの部屋で作業にあたる消防士ら=12日午前7時ごろ