アメリカ文化の色濃く 見て、感じて、復帰前の沖縄


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【沖縄】日本復帰前の米軍統治下で、米国文化の影響を受けてきた沖縄の様子を写真で伝える「琉米文化写真展 拡大版」が、沖縄市久保田のプラザハウス3階にあるギャラリー&アートショップ「ライカム・アンソロポロジー」で開かれている。20~30枚を常設してきたが、7月21日までは100枚以上を展示する。

米軍統治下の沖縄の写真を展示する「琉米文化写真展 拡大版」=13日、プラザハウス内のライカム・アンソロポロジー

 ライカム・アンソロポロジーの開店1周年を記念した企画。1950~70年代の写真を「人々」「デザイン」「文化」「建物」の4テーマに分けて展示している。子どもたちの表情や外車、外国人住宅など多彩な視点で当時を振り返る。
 プラザハウス外商推進室の波平雄太さんは「懐古主義になるのではなく、当時のワクワク感や憧れた感覚を思い出し、また未来に向かおうというのがテーマ。エキゾチックな沖縄を感じてほしい」と話した。入場無料。問い合わせはライカム・アンソロポロジー(電話)098(933)1142。