【東京】18歳以下のジュニアゴルファーが世界一を競うトヨタジュニアゴルフワールドカップ2016(6月14~17日、中京GC石野コース)に出場する日本代表に県勢から新垣比菜(17)=興南高3年、佐渡山理莉(16)=名護高1年=が選ばれた。代表に選出された男子4選手、女子3選手が16日、千代田区で記者会見し、意気込みを語った。
大会には世界6大陸、60を超える国と地域から、予選を勝ち抜いた24カ国(男子15カ国、女子9カ国)の代表チームが出場する。同大会で昨年、日本チームは男女ともに優勝している。新垣は昨年に引き続いての出場、佐渡山は初出場となる。会見で新垣は目標として「報恩謝徳」の色紙を掲げ「一人だけの力でゴルフができているわけではないので、周りへの感謝の気持ちを忘れずに試合に臨みたい」と語った。
佐渡山は何度も繰り返し鍛えるという意味の「一生百錬」との目標を掲げ「世界大会に出場したことがないので、海外の選手と一緒にプレーして戦えるのは楽しみ。自分の力を出せるように頑張りたい」と語った。
大会は男子は6843ヤード、パー71。女子は6130ヤード、パー72。男子は各チーム上位3選手、女子は各チーム上位2選手のスコア合計で国別対抗をする。日本代表の橋田源太郎監督は「連覇は非常に難しいが、プレッシャーがかかってきても流れや運をつかめるかどうかが鍵だ」と選手らに期待を込めた。女子はこのほか、稲見萌寧(日本ウェルネス高2年)が出場する。