米軍属女性死体遺棄事件を受け「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」(高里鈴代、糸数慶子共同代表)など16団体は20日、県庁で会見し、沖縄から全ての基地・軍隊を撤去するよう日米両政府に求めた。同会などは22日午後2時から、北中城村の米軍キャンプ瑞慶覧ゲート前で抗議集会を開くことも発表した。
要求書は、①被害者を取り巻く人々への謝罪とケア②真実を究明し、加害者への厳正な処罰③沖縄に暮らす人々の安全な社会を実現するため、沖縄から全ての基地・軍隊を撤退させる―を求めている。
宛先はオバマ米大統領、ケネディ駐日米大使、ローレンス・ニコルソン米四軍調整官、安倍晋三首相、菅義偉官房長官、翁長雄志知事の6者。20日以降に郵送する。【琉球新報電子版】