校歌探訪 豊見城市立とよみ小学校


この記事を書いた人 上原 康司

 那覇市と豊見城市の境目近く、那覇東バイパスから県道11号線を南下ししばらく進むと、木々の生い茂る嘉数丘に取り囲まれたとよみ小学校がある。ラムサール条約で指定された漫湖にほど近く、周辺には国場川や饒波川が流れ、都市部にありながらも自然環境に恵まれた立地となっている。
 校歌は1995年9月に制定された。歌詞は公募し、市内在住の當銘由俊さんが作詞し、曲は教員の當眞嗣博さんが作曲した。初代校長の中本安照さんによると「時代が変遷しても変わらないもの」が盛り込まれていることを重視したため、1番の「みどりゆたかな嘉数丘」や2番の「歴史も深き真玉橋」など地域の自然や歴史を感じさせる歌詞が入っている。