県文化観光スポーツ部が20日に発表した4月の入域観光客数は、前年同月比7・3%増の68万1500人で4月として過去最高を記録した。沖縄への入域客数は30カ月連続で単月の過去最高を更新しており、43カ月連続で前年同月比を上回っている。
外国客数は航空路線の拡充やクルーズ船の寄港回数増などで前年同月比24・2%増の16万2200人だった。国内客数は同2・9%増の51万9300人で微増した。
外国客のうち中国本土客は、北京―那覇路線の増便、アモイや広州発クルーズ船などの寄港回数が増加して同64・9%増の3万6600人だった。海路客は同137・7%増の1万6400人で、クルーズ船増加が寄与した。
台湾客は同10・3%増の5万300人で最も多かった。韓国は同35・4%増の2万7900人だった。
国内客は3月末からの羽田、関西―宮古路線の就航などにより微増で推移。名古屋客は団体旅行が伸び悩み同0・2%減の4万1800人と前年並みだった。
東京方面は同3・8%増の24万6千人、関西方面は同2・6%増の11万4300人、福岡方面は同1・3%増の6万1100人、その他は同3・3%増の5万6100人だった。