重量挙げのリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権第1日は21日、山梨市民総合体育館で男女5階級を行い、男子62キロ級は糸数陽一(豊見城高―日大―警視庁)がスナッチ128キロ、ジャークでは日本新記録の168キロを挙げ、トータル296キロで3年連続4度目の優勝を果たし、リオを射程に入れた。
69キロ級の宮本昌典(沖縄工高―東京国際大)は313キロで初制覇した。女子48キロ級は大城みさき(南風原高―ハーツ&ハーツクリニック)が177キロで4年連続6度目の優勝を果たし、糸数加奈子(豊見城高―金沢学院大―自衛隊体育学校―自衛隊)は161キロで3位に入った。53キロ級の佐渡山彩奈(宮古高―平成国際大)は177キロで準優勝した。女子はロンドンで銀の三宅宏実が既にリオ代表に決定。残る女子3人と男子1人は今大会などの結果をもとに28日の理事会で決定する。