モンデール氏「恐ろしい悲劇」 怒り、困惑 米軍属女性遺棄


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モンデール氏

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】1995年の米海兵隊員による少女乱暴事件当時に駐日米大使を務めたウォルター・モンデール氏(元副大統領)は20日、米軍属女性死体遺棄事件について「全くもって恐ろしい悲劇だ。とても怒りを覚え、困惑している」と述べた。その上で「事件で苦しむ人々に心からおわびしたい。私が何かをすることができないのが残念だ」と述べた。

 モンデール氏は「われわれは日本、沖縄、米国のためにも、そのような行動を望まない。日本の防衛を支援する立派な市民であるために日本にいる」と強調。米政府に対しては「迅速に解決策を考え出すことを望む」と述べた。