県高校スポーツ祭典開幕 あすから27競技で頂点競う


社会
この記事を書いた人 金城 美智子
県内69校から代表約3500人が集い催された2016年度県高校総合体育大会の開会式==27日午後、県総合運動公園レクリエーションドーム

 2016年度県高校総合体育大会の開会式が27日、沖縄市の県総合運動公園レクリエーションドームで行われた。総体に向けて練習を積んできた県内各地の高校生アスリートらが頂点を競う、高校スポーツの祭典が開幕した。

 式の前には西原高校マーチングバンドが、勇壮な公開演技で選手らを鼓舞した。沖縄水産高校ボクシング部の玉城康平選手が「先月起きた熊本震災はまだ大変な状況です。自分たちのプレーで元気と勇気を送ります。支えてくれた先生や家族への感謝を忘れず、自信と誇りをもって全力プレーで大会に臨みます」と力強く宣誓した。 この日までに自転車とボウリング、ゴルフは競技を終えており、28日からは各地で27競技が行われる。県内69校から9千人余りが出場する。
 岡山、鳥取、島根、広島、山口、和歌山の6県で行われる全国高校総体「2016情熱疾走 中国総体」(7月28日~8月20日、サッカー男子は7月26日~8月2日)への出場を懸けて熱戦を繰り広げる。
【琉球新報電子版】