川淵会長も激励 沖縄市、バスケ アリーナで活性化


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沖縄市の桑江朝千夫市長(右)にアリーナ建設の重要性を話す日本バスケットボール協会の川淵三郎会長=25日、沖縄市役所

 【沖縄】日本バスケットボール協会の川淵三郎会長が25日、琉球ゴールデンキングスのホームタウンである沖縄市に桑江朝千夫市長を訪ね、市が計画する1万人規模の多目的アリーナ建設を念頭に「日本を代表するアリーナを造り、地域を活性化させるモデル都市になってほしい」と激励した。キングスの木村達郎代表も同席した。

 川淵会長はアリーナ建設による経済効果について「相手チームのファンも多く来る。地域の文化や名産品を発信していけば、地方創生につながる」と語った。若い選手を米国に留学させる仕組みづくりも提案。「海外で力を付け、帰ってきてキングスでプレーすることも考えられる。夢は大きく持った方がいい」と強調した。

 激励を受けた桑江市長は「アリーナを建設する意義が確かになり、私たちの意欲も高まった。早めに計画を進めていきたい」と力を込めた。