糸満市長選が告示へ 現職と新人一騎打ちの公算


この記事を書いた人 新里 哲
現職の上原裕常氏(右)と新人の上原昭氏

 【糸満】任期満了に伴う沖縄県糸満市の市長選が29日、告示される。投開票は6月5日。現職で3期目を目指す上原裕常氏(67)=無所属=と新人で元県知事公室長の上原昭氏(66)=無所属、自民、おおさか維新推薦=の2人が立候補を表明しており、一騎打ちになる公算が大きい。

 経済振興や観光、福祉、市民会館建設などを主な争点に選挙戦に突入する。

 上原裕常氏は午前8時半から市西崎の選挙事務所で、上原昭氏は同8時半から市西崎町の選挙事務所でそれぞれ出発式を行う。

 29日には2議席が欠員となっている糸満市議会の補欠選挙も告示される。同市では27日に告示された県議選も合わせてトリプル選挙となる。

 市の選挙人名簿登録者数は28日現在、4万5641人(男性2万2883人、女性2万2758人)。