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食べてみたい! 日本一のエクレア「ヴォーグ」

アントナン・カーレムグランプリ パリ美食コンテストでグランプリに輝いた安富祖光将さん=17日、金武町のケーキ屋「オキナワ・フージョン・パティスリー・モンクレア」

 【金武】全国のパティシエが腕を競い合った「第2回アントナン・カーレムグランプリ パリ美食コンテスト」(主催・日本アントナン・カーレム協会)が13日、東京で開かれ、県内から出場した安富祖光将さん(29)がグランプリに輝いた。同コンテストのテーマは「エクレアとチョコレート」。コンテストには24人が参加した。選考基準の味と、仕上げの完璧さ、独創性において高い評価を受けた。

 「ケーキを作るときに、いつも頭にあるモットーが『みんなが食べておいしいケーキ』。玄人だけに評価されても意味がない」と語る安富祖さんは、ケーキ屋「オキナワ・フージョン・パティスリー・モンクレア」(金武町金武46)のオーナーシェフ。コンテストに提出したエクレア「ヴォーグ」は洗練されたおしゃれな女性、をイメージして作った。

 四角にかたどった生地の中にチョコカスタードとバニラの生クリームを挟む。外側に塗られたチョコの上にラズベリーがちりばめられている。「クリームとチョコの甘さ。フルーツの酸味。全体の味のバランスを整えることにこだわった」と説明。いつでも同じ味が再現できるように、1グラム単位で正確に計量しながら作った。その試行錯誤は大会の前日まで続いた。


日本一に輝いたエクレア「ヴォーグ」

 「店の常連さんや自分の父を喜ばせたい」という思いから、安富祖さんはコンテスト出場を決めた。「農家の父に頼んで、伊江島の在来小麦『江島神力』を育ててもらい、収穫した小麦を使っている。自分が日本一になれば、常連のお客さんも喜んでくれると思った。実際にグランプリを取ることができてよかった」とほっとした表情を浮かべた。

 今後、グランプリを取ったエクレア「ヴォーグ」は味をそのままに、店の商品として改良し出す予定だ。「より多くの人が食べられるように、価格を抑える。準備ができたら、多くの人に味わってもらいたい」と話した。









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