「サルサンバ」で盛り上がれ! 来月4日5日、名護


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「サルサンバ」への来場を呼び掛ける比嘉・アンドレス・オスカルさん(右)と県系3世の伊佐正・アンドレスさん=20日、名護市の琉球新報社北部支社

 【名護】ラテン音楽で踊る「サルサ」とブラジル音楽で踊る「サンバ」の2種類のダンスを組み合わせたイベント「サルサンバ」を、名護市在住の県系人2人が6月4、5の両日に同市内で企画している。ブラジル武術のカポエイラも演舞し、ラテンのリズムに乗せて多彩な踊りを披露する。

 イベントは名護市在住で、アルゼンチン出身の県系3世の比嘉・アンドレス・オスカルさん(41)と、ペルー出身の県系3世の伊佐正・アンドレスさん(26)らが企画した。伊佐さんらのグループがサルサ、伊佐さんのいとこでブラジル出身の県系3世ダリオ・タデウ・佐久本・ピレスさん(38)らがサンバを披露する。将来的には伊佐さんや佐久本さんのルーツである東村でのイベントを企画する考えだ。

 比嘉さんや伊佐さんは「サルサとサンバを組み合わせた新たなイベントとなる。今回を第1回として毎年続けたい」「ラテン音楽のダンスの活動は県内では中南部を中心に行われているが、北部でも広めたい」と思いを語った。

 サルサンバは6月4日午後7時から名護市城のダンスクラブ「チャレンジャー」(入場料2500円)、5日午後1時から同市国際交流会館(同千円、小中学生500円)でそれぞれ開く。
 問い合わせは伊佐さん(電話)080(4280)2406。