県統計課は3日、2013年度市町村民所得を発表した。人口1人当たりの所得は北大東村が463万2千円で10年連続の首位、南大東村337万3千円、嘉手納町288万円と続いた。
県平均は210万2千円で前年度比4・1%増だった。142万1千円の今帰仁村が最も低かった。
県内純生産は不動産業などで減少したが、建設業やサービス業が増加した結果、前年度比3・8%増の2兆7349億円だった。那覇市の8625億円が最大で、次いで浦添市2722億円、沖縄市2162億円だった。
産業別構造比は1次産業が0・1ポイント増の1・7%、2次産業が2・2ポイント増の14・4%、3次産業が2・3ポイント減の83・9%だった。
雇用者報酬と財産所得、企業所得を合計した県民所得は前年度比4・5%増の2兆9742億円。
雇用者報酬は賃金・俸給などの上昇により2・0%増加し、1兆9176億円、財産所得は3・9%増の2503億円、企業所得は11・1%増の8063億円だった。