【東・国頭】米軍属女性遺棄事件を受けて、新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する住民らは7日、米軍北部訓練場のメーンゲート前で抗議行動を展開した。午前9時ごろから約15人が集まり米軍車両の出入りを阻止するため、ゲート前に車を止めて垂れ幕を掲げた。
事件を受けた後も米兵による飲酒運転や事故が相次いでいることから、全基地の撤去を求める意思を示した。
高江ヘリパッド建設反対現地行動連絡会の間島孝彦共同代表は「海兵隊撤去や地位協定の改定がない限り事件は終わらない。外出禁止などの小手先では意味がない」と話した。
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