機動隊、市民を排除 名護市辺野古のシュワブゲート前


この記事を書いた人 松永 勝利

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民ら約40人は10日午前、名護市のキャンプ・シュワブ第1ゲート前で座り込みを行った。午前10時、基地を出ようとした大型の米軍車両を通すため、機動隊約30人が市民らの脇を抱え、移動させた。
 市民らは車両に乗る米兵らに「若いあなたたちは沖縄に着いたばかりかもしれないが、米軍は71年間も沖縄に駐留し続け、数々の罪を犯してきた。もう立ち退いてくれ」と英語や日本語で訴えた。
 午前10時半には、大阪府の職員労働組合などから約10人がゲート前を訪れ「私たちはこの現状を本土に伝えたい」とあいさつした。【琉球新報電子版】