国頭村、名護市、沖縄市に大雨警報、うるま市に洪水警報 野球大会やハーリーが中止


この記事を書いた人 松永 勝利

 沖縄気象台は12日午前11時現在、国頭村、名護市、沖縄市に大雨警報、うるま市に洪水警報を発表し、本島地方を中心に、土砂災害や河川の増水に警戒を呼び掛けている。
 大雨の影響でうるま市の平安座ハーリーは延期、糸満市喜屋武の喜屋武ハーリーは中止となった。
 また大阪桐蔭(大阪)を招いた高校野球の第45回招待試合第2日は、北谷球場で沖縄尚学、美来工科戦を行う予定だったが中止となった。
 軟式野球の第38回西日本大会(2部)は雨の影響で日程が大幅に遅れ、沖縄セルラースタジアム那覇や浦添市民球場などで、試合開始が2時間から3時間遅れた。
 沖縄気象台によると、梅雨前線の影響で、沖縄本島地方では13日にかけて雷を伴う非常に激しい雨が予想されており、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を呼び掛けている。
 午前10時半までの24時間雨量は粟国村で89ミリ、東村で87・5ミリを観測した。【琉球新報電子版】