内政部が公表した最新の離婚統計によると、離婚した夫婦のうち結婚後5年未満のカップルが最多を占め、33%に達した。結婚5年未満が離婚のハイリスク群ということになる。
だが過去の離婚率の推移をみると、ここ10年は少しずつ離婚率が下がってきており、離婚件数も少なくなっている。しかしこの背景には結婚をしないという近年の若者の選択も関係しており、結婚率の低下は離婚率の低下よりもずっと下がり幅が大きい。
一方で結婚に新鮮さを感じる期間は短くなっているようである。昨年は1日平均146組の夫婦が離婚。結婚後5年未満が最多で、次に5年から9年未満が20%を占めた。統計上はかつての「7年目の危機」は、「5年目の危機」になっている。