「グルクマー、大漁だー」 読谷村都屋で今年初水揚げ約5トン


この記事を書いた人 金城 美智子
県内最大の定置網で収穫した魚類を水揚げする読谷村漁業協同組合関係者=14日午前、読谷村の都屋漁港

 【読谷】読谷村の都屋漁港で14日午前、グルクマーなど約5トンが水揚げされた。読谷村漁業協同組合では今年初めての大漁となる。うち4トンはグルクマーで、同漁協の前田晃さんは「グルクマーがこれだけ水揚げされるのは珍しい」と驚いた。5トンの水揚げも年に1、2回あるかだという。

 同漁協の1日平均水揚げ量500キロの10倍の収穫だ。早朝から出荷作業に取り組む漁協関係者の顔からは自然と笑みがこぼれていた。
 収穫した水産物は、県内のスーパーマーケットで販売される。都屋漁港内の鮮魚直売店では既に店頭に並んでいる。前田さんは「グルクマーは新鮮なうちは刺し身にして酢みそと一緒に食べるとおいしい。バター焼きにしてもいい。県民にぜひ食べてほしい」と語った。直売店の営業時間は午前9時~午後6時まで。
【琉球新報電子版】