名桜大と北部4カ所の道の駅が連携 企画開発、学生も参加


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連携協定を締結した(左から)比嘉幹弘やんばる物産社長、金城茂国頭村観光物産代表取締役社長、宮城功光大宜味村長、當眞淳宜野座村長、山里勝己名桜大学長、喜舎場正秀北部国道事務所長

 【北部】名護市にある名桜大学(山里勝己学長)と北部4カ所の「道の駅」、北部国道事務所(喜舎場正秀所長)は17日、連携した企画の取り組みを実施するための基本協定を同大学で締結した。県内で大学が「道の駅」と連携協定を結ぶのは初めて。

 協定の締結により今後、「道の駅」が学生に対し地域活性化の学習の場を提供したり、相互に協力して企画・立案をしたりするなど連携を深め、地域活性化の拠点づくりを目指す。

 名桜大学と協定を結んだ「道の駅」は名護市の「許田」、国頭村の「ゆいゆい国頭」、大宜味村の「おおぎみ」、宜野座村の「ぎのざ」。調印式にはそれぞれの「道の駅」の代表として、やんばる物産の比嘉幹弘社長、国頭村観光物産の金城茂代表取締役社長、宮城功光大宜味村長、當眞淳宜野座村長が出席した。

 名桜大学の山里学長は「北部の『道の駅』でも多くの言語が飛び交いグローバル化が進んでいる。学生の活力の場として活用し、学生が北部地域の活性化に貢献できることは大変素晴らしいことだ」とあいさつした。

 各道の駅の代表は「学生のアイデアを活用し、さらに活性化していきたい」などと意気込んでいた。