比例投票先、自民トップ21%  参院選、沖縄県内の序盤情勢


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦

 共同通信社が実施した参院選の序盤情勢に関する世論調査で、沖縄県内で比例代表の投票先は自民党が21・0%で首位だった。次いで民進党が8・3%となり、社民党5・5%、共産党4・9%、公明党3・4%と続いた。

 そのほか、おおさか維新の会と日本のこころを大切にする党が同率の1・4%、幸福実現党1・0%、生活の党0・7%、国民怒りの声0・1%、新党改革が0・0%だった。

 今選挙から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることに関連し、10代の28・4%が自民、14・7%は共産を支持した。一方で「分からない・無回答」としたのが56・9%で、ほかの年代より高かった。
 県内からは自民、共産、おおさか維新、日本のこころが比例候補を擁立している。公明は現職候補の当選を目指す。

 政党支持率では自民が24・9%でトップ。民進8・1%、社民5・5%、共産3・1%、公明とおおさか維新が2・8%となっている。自民は全国で3番目に支持率が低かった一方、社民は全国で最も高かった。
 また支持政党がない人が48・6%に上っており、無党派層による投票行動の行方が選挙結果の鍵を握りそうだ。