【速報】英離脱派勝利、円相場急騰 日経平均株価一時1300円超下落


この記事を書いた人 金城 美智子

 24日の東京市場は、英国で実施された欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票の開票状況をにらみ、円相場と株価が乱高下した。共同通信は「離脱派が勝利したと英国の主要メディアが伝えた」と日本時間午後12時40分ごろ伝えた。市場では安全資産である日本国債が買われ、円が急騰、一時1ドル=100円を突破し、日経平均株価(225種)の下げ幅は一時1300円を超えた。日経平均株価は下げ幅を拡大し、一時1万5000円台の大台を割った。大阪証券取引所では、混乱を避けるため一時、売買を中止するサーキット・ブレーカーが働いたとNHKが伝えた。共同通信によると、黒田日銀総裁は「海外各国と連携して金融の安定化に務める」と声明を出した。EU離脱が過半を占め確定的になったことを受け政府は急きょ、関係閣僚会合の開催を決めた。