5月8日は「ゴーヤーの日」 1本58円で販売「夏バテ対策にいかが」 沖縄・西原


5月8日は「ゴーヤーの日」 1本58円で販売「夏バテ対策にいかが」 沖縄・西原 ゴーヤーの日に合わせ1本58円で販売されるゴーヤーを購入する来店客=8日、沖縄県西原町の西原さわふじマルシェ
この記事を書いた人 Avatar photo 藤村 謙吾

 「ゴーヤーの日」の5月8日、沖縄県産ゴーヤーと地産地消をアピールする催しが県内各地であった。このうち西原町の西原さわふじマルシェさわふじ広場では、県農林水産物販売促進協議会(前田典男会長)がセレモニーを開いた。ゴーヤーの日にちなみ1本58円で販売され、多くの客が買い求めていた。

ゴーヤーの旬入りを告げる「ゴーヤーの日」セレモニーで開会のあいさつをする県農林水産物販売促進協議会の前田典男会長=8日、沖縄県西原町の西原さわふじマルシェさわふじ広場

 生産者を代表し、中部地区野菜生産出荷協議会の仲直輝会長は「ビタミンCがゴーヤーに多く含まれており、疲労回復や夏バテに効果があるとされる。夏を元気に乗り越えコロナに負けないために、日々の食卓にゴーヤー料理を1品加え、多くの皆さまに食してもらいたい」と呼びかけた。今期は気象にも恵まれているという。

 前門尚美農林水産部長が「沖縄の健康野菜を象徴するゴーヤーの季節到来を告げ、栄養豊富でさわやかな苦みを持つゴーヤーが全国の食卓を彩ることを祈念し、国内ゴーヤー発祥の地、沖縄から、本日ゴーヤーの日を宣言する」とあいさつした。

旬を迎えた沖縄県産ゴーヤー

 西原さわふじマルシェでゴーヤーを購入した呉屋禮子さん(71)=西原町=は「今の季節、週に2、3回はゴーヤーを食べる。今日は島豆腐と一緒に炒めて、定番のゴーヤーチャンプルーにして食べたい」と話した。町のさざなみ保育園の園児26人と町観光キャラクターさわりんが「さわりんダンス」を披露して盛り上げた。