18歳選挙権を活発に議論 那覇で「ニュースカフェ」


この記事を書いた人 新里 哲
18歳選挙権をテーマしたニュースカフェで討論する参加者=26日、那覇市

 7月10日投開票の参院選から適用される18歳選挙権をテーマに、ニュースを深掘りして考える「ニュースカフェ」(NPO法人ソーシャルネットワーク協議会おきなわ主催)が26日、沖縄県那覇市内のカフェで催された。

 18歳選挙権の導入について、憲法改正しやすい環境になるのではないかといった意見があった一方、20、30代の投票率向上への波及効果や若い世代に向けた政策が促進さるのではないかという期待の声が上がった。

 親子連れの参加者らが18歳選挙権のメリットとデメリットなどを話し合った。グループ討論では「子どもの授業料引き下げの政策を出してほしい」「無責任な投票になってしまわないか」「万一、戦争できる国に進み、18歳から徴兵できるとなると怖い」「関心がないのは大人もだ」などの意見が出た。

 琉球新報社の普久原均編集局長が新聞記事を参考に、18歳選挙権導入を控えた各政党の動向などを解説した。