「多彩な作品151点に触れて」 県書道展、浦添市美術館で開幕


この記事を書いた人 金城 美智子
開幕した県書道展で作品を見る来場者=29日午前、浦添市美術館

 【浦添】第42回県書道展(主催・県書道美術振興会、琉球新報社)が29日午前、浦添市美術館で開幕した。7月3日まで。
 「創造性豊かな書作品」をテーマに、漢字、かな、近代詩文書、前衛など多彩な書風の作品151点を展示している。

 開会式で同振興会の立津文堂理事長は「一般の書道愛好家から県内外で活躍するベテランの先生方まで、作品を展示している。多くの方に見ていただきたい」とあいさつした。
 振興会会長の富田詢一琉球新報社社長は、日本の書道文化をユネスコ無形文化遺産に登録しようと目指す動きが国内書道界にあることに触れながら「展示会を通し、一人でも多くの方に書への親しみを感じていただきたい」述べた。
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